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Siij

Opinion

「みる」という行為の中にあらゆる認識のレベルがあり、認識に至る前に意識が大きく関係し、認識は意識を構築してゆくものであり破壊してゆくもの。
私と世界の関わりについて、自己認識、世界認識することが一つの目的であって、その手段としての美術であるということ。美術が目的として自分の中で完結しているものでなく、そこからいろいろなつながりが派生して起こることの方が確かな経験だということ。作品はこれらのことを機能させてゆく実践であり、自律したものとして挑発、振動を起こし新しい認識を促してゆくことを目指すもの。技術を見せたり、知識を示したりすることでなく造形によってある精神的な体験をあらわすもの。
 隠された諸関係を回復するための伝達記号としての作品。私にとって作品とは欠落している意識においての身体性を身体にかわるものとして対象化しようとするものであり、意識の枠の向う側を認識しようとする試み。